石好きは環境か前世か

私が大好きだった祖母は、

毎日朝日に

「お日様、今日もよろしくお願いします。」

 

そして夜は

「お月様今日も1日ありがとうございました。」

と、手を合わせる人でした。

 

 

一見素朴な祖母でしたが、

いつも翡翠や紫水晶の指輪をしていて、

そのさりげなさがとても素敵でした。

 

 

彼女は、

帯留も天然石をよくしていて、

清楚で品のある佇まいを思い出します。

 

 

そんな人の娘であった母も、

常に宝石を身につけていました。

 

 

祖母が太陽や月に祈る人だったせいか、

宝石はいつしかパワーストーンに移行し、

叔母や母が個人専用のブレスレットを買ってくれました。

 

 

そういう意味では、

私の石好きは環境なのかもしれません。

 

 

ところがある日、代々霊能者である家のヒーラーさんから、

「前世のひとつに、鉱山の石で遊んでいた時がありましたね。」

と、言われました。

 

 

そういう事で、私は宝石ではなく、

土のついた原石が好きなのか。

 

 

守護してくださる方々の趣向で、

地球や宇宙の神秘に興味があるのか。

 

育った環境なのか。

 

 

人生は絡まり合って、複雑になり、とても面白いです。

 

 

writer あかり

石のある暮らし produceヨフィエルの家 スタッフのあかりです。 コラム執筆やパワーストーンの制作、修理、無料相談を担当しています。